VS CodeのAIコーディング拡張機能として人気だったRoo Code(旧名:Roo-Cline)は、2026年5月15日に拡張機能の提供が終了しました。この記事では、公式が発表している内容と、これから使う代わりのツールをまとめます。
Roo Codeの提供終了について
Roo Codeの公式GitHubリポジトリのREADMEと、公式ドキュメントのトップページには、「The Roo Code Extension was shut down on May 15th.(Roo Codeの拡張機能は5月15日に終了しました)」と書かれています。公式ドキュメントのページは2026年5月15日に更新されていて、GitHubのリポジトリも同じ日を最後に更新が止まり、アーカイブ(読み取り専用)になっています。

あわせて、公式サイトだったroocode.comは、同じ会社の別のサービス「Roomote」のサイトへ転送されるようになっています。
今使っている人はどうなるか
- これからは新しい機能の追加や、不具合・脆弱性の修正は期待できません
- AIのモデルやAPIの仕様は変わり続けるので、今は動いていても、そのうち使えなくなる可能性があります
- 有料で使っていた人の請求についての問い合わせ先は、公式のREADMEに書かれています
業務で使っている場合は、早めに代わりのツールへ移ることをおすすめします。
代わりのツール
Roo Codeの公式READMEでは、代わりのツールとして次の2つが紹介されています。
Cline
Clineは、Roo Codeの元になったVS Codeの拡張機能です。Roo CodeはClineから分かれて作られたので、チャットで指示してファイルの編集やコマンドの実行をしてもらう、という基本的な使い方はよく似ています。Clineの導入から最初のタスクまでは、次の記事で解説しています。
【入門編】VS CodeのAIコーディングアシスタント「Cline」の使い方|インストール・初期設定・Plan/Actモード・最初のタスク
Zoo Code
Zoo Codeは、Roo Codeのユーザーのコミュニティが始めたフォーク(Roo Codeのソースコードを引き継いだプロジェクト)です。Roo Codeに近い使い勝手を続けたい人向けの選択肢です。公式の開発元ではないので、使う前にGitHubのリポジトリで更新の状況を確認してください。

乗り換えの手順
- VS Codeの拡張機能の画面で、Roo Codeを無効化またはアンインストールする
- Cline(またはZoo Code)をインストールする
- 使っていたAIのプロバイダーとAPIキーを、新しい拡張機能に設定し直す
- Roo Codeで作っていたカスタムモードや指示の内容は、必要に応じて新しいツールの設定に移す
APIキーは新しいツールに設定し直す必要があります。使わなくなったキーは、各プロバイダーの管理画面で無効にしておくと安心です。
Roo Codeとはどんなツールだったか
Roo Codeは、Clineをもとに作られたVS Codeの拡張機能で、最初は「Roo-Cline」という名前でした。Code、Architect、Ask、Debugといった「モード」を切り替えて、目的に合わせてAIに作業させられるのが特徴でした。こうした考え方は、ほかのAIコーディングツールにも引き継がれています。
まとめ
Roo Codeの拡張機能は2026年5月15日に提供が終了し、GitHubのリポジトリもアーカイブされました。これから使うなら、公式でも紹介されているClineか、コミュニティのフォークのZoo Codeへの乗り換えがおすすめです。

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