2026年10月12日に、Grok、Grok Bot、Cursor、X Premiumをひとつにまとめた新しいプラン「The X Subscription」が始まりました。これまで別々に払っていた3つのサービスが、1回の支払いで全部使えるようになります。
この記事では、エンジニアの目線で「どのプランを選べばいいか」と「今のSuperGrokから乗り換えたほうが得か」をまとめます。
The X Subscriptionとは
X(旧Twitter)、AIチャットのGrok、AIエージェントのGrok Bot、AIコードエディターのCursorを、ひとつのプランで使えるサブスクリプションです。AIの使用量はGrokとCursorで共通になっていて、どちらで使っても同じ枠から減っていきます。使用量は週ごとにリセットされるので、1日たくさん使っても、その月がまるごと使えなくなることはありません。
料金プランの一覧
プランはFreeを入れて5つです。日本の料金は、Web版から申し込んだときの値段です。年払いは月額の10か月分になります。
| プラン | ドル(月額) | 日本円(月額/年額) | 使える量 | おもな内容 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 無料 | 少しだけ | Grokを毎日少し使える、Cursorのお試し枠、ふつうのX |
| Plus | 8ドル | 1,280円/12,800円 | 基準(1倍) | Grok(チャット、音声、画像、Build、API)、Cursor、Xの認証マーク、広告が減る |
| Premium | 30ドル | 5,280円/52,800円 | Plusの4倍 | Grok Bot、最新のGrokモデル、動画生成、クラウドエージェント、AIコードレビュー、Xの広告がほぼなくなる |
| Super | 100ドル | 17,800円/178,000円 | Plusの15倍 | Premiumの内容に加えて、混雑しているときも優先して使える |
| Ultra | 200ドル | 34,800円/348,000円 | Plusの50倍 | Superの内容に加えて、新しい機能やモデルを早く使える |
※料金は2026年10月13日時点のものです。ドルの料金には税金が含まれていません(公式の料金ページより)。日本円の料金は、公式ページでは円での表示を確かめられなかったため、テクノエッジと気になる、記になる…の報道をもとにしています。税込みかどうかは書かれていませんでした。最新の料金は公式の料金ページで確認してください。

どのプランを選べばいい?
Xの青バッジだけほしい人:Plus
Xの認証マークと、少しのAI機能があれば十分な人向けです。ただ、テクノエッジの報道によると、日本のWeb版では、これまでのX Premium(月980円)より300円高くなっています。
GrokもCursorも使うエンジニア:Premium
公式もいちばんのおすすめにしているプランです。SuperGrok、Cursor Pro、X Premium+の中身がまとめて入っていて、別々に払うと月90ドル分になるものが月30ドルで使えます。Grok Botが使えるのもPremiumからです。テクノエッジの報道によると、日本円でも、これまでのX Premium+(月6,080円)より800円安くなっています。
毎日エージェントに仕事を任せる人:Super、Ultra
Grok BotやCursorのエージェントを一日中動かしていて、Premiumの枠が足りなくなる人向けです。まずPremiumで始めて、足りないと感じたら上げるのが安全です。
Cursorだけ使っている人は得なの?
ここは注意が必要です。CursorとGrokの使用量は同じ枠を分け合うので、Grokをあまり使わない人には、XやGrokの分はおまけのようなものです。また、ClaudeやGPTなど、Grok以外のモデルをCursorで使う分はプランに入っていません。使った分だけ、別に料金がかかります。Grok以外のモデルを中心に使っている人は、乗り換える前に、自分がどのモデルをどれくらい使っているか確かめておきましょう。
いっぽうで、Grokのモデルでコードを書く分は、同じくらいのCursorのプランの2倍使えます(Cursorの公式の告知より)。Grokのモデルで足りる人には、うれしい変更です。
なお、今のCursorのプランのままなら、Grok以外のモデルもこれまでどおりプランの中で使えます。別料金になるのは乗り換えてからです。そして、乗り換え(アカウントの統合)は取り消せないと公式のヘルプに書かれていて、古いプランに新しく申し込むこともできません。乗り換えると元のプランには戻せない、と考えておきましょう。
今のSuperGrokの人は乗り換えたほうが得?
SuperGrokは月30ドルで、新しいPremiumと同じ値段です。Premiumに乗り換えると、同じ値段のまま、Cursor ProとX Premium+の中身も付いてきます。CursorやXの有料プランを別に払っている人なら、その分がまるごと浮きます。
乗り換えはしなくても大丈夫です。今のSuperGrok、Cursor、X Premiumのプランは、値段も中身もそのまま続けられます。ただし、古いプランに新しく申し込むことはもうできません。
乗り換えると、古いプランは止まり、使っていない期間の分が元の支払い方法に返金されます。新しいプランはすぐに始まり、満額で請求されます。返金は別に戻ってくるので、口座に反映されるまで数日かかることがあります。乗り換えの案内は、アカウントの支払い設定に順番に出てきます。
たとえば月の途中で乗り換えた場合、「差額だけを請求される」のではありません。流れは次のとおりです。
- 古いプランは乗り換えた日に止まり、残りの日数の分が日割りで返金されます。月払いでも年払いでも同じです。
- 返金は元の支払い方法(カードなど)に戻ります。新しいプランの料金から差し引かれたり、クレジットとして残ったりはしません。
- 新しいプランは乗り換えた日から始まり、満額で請求されます。支払いの日も、乗り換えた日に変わります(Cursorの公式ヘルプより)。
つまり、いったん新しいプランの料金を全額払い、あとから古いプランの残りの分が戻ってくる形です。一時的に両方の料金が出ていくので、カードの利用枠には気をつけましょう。
※CursorをiPhoneやiPadのアプリから(Appleを通して)払っている人は注意してください。乗り換えてもその契約は止まらず、返金もされません。iPhoneやiPadの設定から自分で解約し、返金はAppleに申し込みます。いっぽう、GrokやX PremiumをAppleで払っている人は、乗り換えると自動で解約され、残りの分の日割りの返金がAppleに申し込まれます(返金するかどうかを決めるのはAppleです)。
まとめ
- Grok、Grok Bot、Cursor、X Premiumが、ひとつのプランになった
- エンジニアなら、Grok Botも使えるPremium(月30ドル、日本では5,280円)が選びやすい
- SuperGrokの人は、同じ値段でCursor ProとX Premium+も付くので、乗り換えを考える価値がある
- Grok以外のモデルをCursorで使う分は別料金なので、Cursorだけの人は使い方を確かめてから
Grok Botでブログの編集部を作ってみた体験は、Grok BotでAI編集部を作ってみたで紹介しています。
出典:The X Subscriptionの公式発表、公式ドキュメントの料金ページ、テクノエッジ、気になる、記になる…、Cursorの公式の告知(X)、Cursorの公式ヘルプ、請求と返金の公式ページ

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