エックスサーバーのアカウント管理画面・サーバーパネル・WEBメールなどは、2026年10月21日16時(日本時間)から一時停止していて、10月22日8時3分(日本時間)時点でまだ再開していません。Webサイトの表示とメールソフトでの送受信はふだんどおり使えるので、再開までは公式のお知らせを待ち、再開したら追加のお願いが出ていないかと、自分のサイトのPHPのバージョンを確かめてください。
結論:サイトとメールソフトは使える、管理画面は再開待ち
- 止まっているもの:エックスサーバー株式会社の各種サービスサイト、コーポレートサイト、アカウント管理画面、サーバーパネル/コントロールパネル、WEBメール、ファイルマネージャ、各種API/MCP、新規申し込み、契約更新・支払いなどの手続き、問い合わせフォーム
- ふだんどおり使えるもの:Webサイトの表示と、メールソフトでのメールの送受信。エックスサーバーは「本メンテナンスによるお客様のご利用サーバーへの影響はございません」としています
- 止めた理由:エックスサーバーのシステムで使っているソフトウェアの脆弱性の詳細と修正が公表される予定だったため、より慎重に安全を確保する目的で止めたと説明しています。不正アクセスが起きたためではないとしています
- 再開まで:メールはWEBメールではなくメールソフトで送受信します。この件の情報は、公式のお知らせのページと公式Xアカウント(@xserverjp)だけで確かめます
- 再開したら:お知らせのページで追加の対策のお願いが出ていないかを見て、WordPressの「サイトヘルス」で自分のサイトのPHPのバージョンを確かめます
使えないものと使えるもの
エックスサーバーのお知らせ「予防的な安全対策に伴う公式サイト・管理画面等の一時停止のお知らせ」によると、次のとおりです。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 使えない | 各種サービスサイト、コーポレートサイト、アカウント管理画面、サーバーパネル/コントロールパネル、WEBメール、ファイルマネージャ、各種API/MCP、新規申し込み、契約更新・支払いなどの手続き、問い合わせフォーム(これらを含む、エックスサーバーのサイト・管理画面上の機能すべて) |
| ふだんどおり使える | 契約しているサーバーで動いているWebサイトの表示、メールソフトでの送受信 |
| サポート窓口 | チャットと問い合わせフォームは使えない。電話は平日9時〜18時に受け付けるが、メンテナンス中は契約者の情報を見られないため、具体的な案内はできない |
エックスサーバーは、この件について問い合わせがあっても、サポート窓口では具体的な回答ができないとしています。
これまでの経過
お知らせのページと@xserverjpで出た内容です(時刻は日本時間)。
| 日時 | エックスサーバーの発表 |
|---|---|
| 10月21日(水)16:00 | 公式サイト・管理画面などへのアクセスを一時停止。システムで使っているソフトウェアの脆弱性の詳細と修正がこの日に公表される予定で、すでに予防的な対策はしているが、より慎重に安全を確保するためと説明 |
| 10月22日(木)1:10 | 10月21日23時ごろに公開された修正をもとに、必要な対応を進めていると発表。契約者のサーバーでは、公式の修正が出たPHP 8.2〜8.5から順に修正を当て始め、公式の修正が出ていない古いPHPのバージョンには独自の修正を作り始めた。今後は2時間ごとを目安に知らせるとした |
| 10月22日(木)3:55 | PHP 8.2〜8.5の修正パッチは当てている途中で、すべてのサーバーに当て終わるまで数時間かかる見込み。管理画面などは各機能・ツールを点検していて、点検が終わったものから順に再開するとした |
| 10月22日(木)6:45 | PHP 8.2〜8.5は、対象のすべてのサーバーに修正パッチを当て終えた。古いバージョンは、一部で修正パッチの準備ができ、検証・確認が終わったものから順に当て始めた。そのほかの古いバージョンも対応を続けている |
お知らせの「再開の見込み」は「2026年10月21日(水)深夜~10月22日(木)未明」と書かれていて、再開の時刻は対応の状況で前後することがあるとしています。10月22日8時3分(日本時間)時点で、お知らせの最終更新は10月22日6時45分で、管理画面などが再開したという発表は出ていません。
再開までにやること・やらないこと
メールはメールソフトで送受信する
WEBメールは止まっていますが、Outlook・Thunderbird・スマートフォンのメールアプリなど、メールソフトでの送受信はふだんどおり使えます。WEBメールしか使っていない場合は、再開を待ちます。
この件の情報は、お知らせのページと@xserverjpだけで確かめる
エックスサーバーは、対応の状況をお知らせのページと公式Xアカウント(@xserverjp)で知らせるとし、この件の情報はそのどちらかで確かめるよう求めています。メールやSNSで「再開したのでログインしてください」といった案内を見かけても、そのリンクからは入らず、ブラウザでお知らせのページを自分で開いて確かめます。
エックスサーバーは10月18日にも、同社を装ったフィッシングメールについて注意を呼びかけています。本物の送信元アドレスや見分け方は、エックスサーバーを装った偽メールの見分け方の記事を見てください。
無料VPS・無料ゲームサーバーの期限
メンテナンス中に利用期限を迎える無料プランのアカウントは、エックスサーバーが期限を延ばすとしています。
再開したら確かめること
1. 追加の対策のお願いが出ていないか
エックスサーバーは、契約者のサーバーにも、修正の公開前の緩和策を含む安全対策を順に当てているとしています。そのうえで、使い方によっては、管理画面の再開後に契約者にも追加の対策をお願いする場合があり、そのときは改めて知らせるとしています。再開したら、まずお知らせのページを開いて、自分に当てはまるお願いがないかを確かめます。
2. サイトのPHPのバージョン
WordPressのサイトなら、管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」タブを開き、「サーバー」の欄でPHPのバージョンを確かめられます。
| PHPのバージョン | エックスサーバーの対応(10月22日6時45分の発表) |
|---|---|
| 8.2・8.3・8.4・8.5 | 対象のすべてのサーバーに修正パッチを当て終えた |
| それより古いバージョン | 一部のバージョンは検証が終わったものから順に修正パッチを当て始め、ほかのバージョンも対応を続けている |
PHPの開発元がいまサポートしているのは8.2〜8.5で、8.2のセキュリティサポートは2026年12月31日に終わります。8.1以前には、PHPの開発元から修正が出ません。WordPressは、PHP 8.3以上で動かすことを勧めています。古いPHPのまま使っている場合は、再開後に、テーマとプラグインが新しいPHPに対応しているかを確かめ、バックアップを取ってからPHPのバージョンを上げることも考えます。
エックスサーバーは、停止の理由になったソフトウェアの名前は公表していません。PHPそのものの脆弱性と修正バージョンについては、PHPの重大な脆弱性2件と修正バージョン8.5.12・8.4.27・8.3.36・8.2.35の記事を見てください。
再開後に自分のサイトの弱点(脆弱性)も点検したいときは、XServer サイトセキュリティでできるXSS・SQLインジェクション診断の記事を見てください。
よくある質問
サイトは止まりますか
エックスサーバーは、このメンテナンスによる契約者のサーバーへの影響はなく、Webサイトの表示はふだんどおり使えるとしています。サーバーは動かしたまま、安全対策を進めているとしています。
不正アクセスがあったのですか
エックスサーバーは、今回の対応は同社のサービスへの不正アクセスが起きたことによるものではないとしています。
サイトがつながらないときは
エックスサーバーは、Webサイトの表示には影響がないとしています。それでも自分のサイトが見られないときは、エックスサーバーでサイトが急につながらないときの確認手順の順に原因を切り分けます。

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