AIエージェントを使う人のセキュリティ対策|ノートン AIエージェント保護とESET AIエージェントセキュリティ

AIエージェントを使う人のセキュリティ対策。Claude CodeやCursorなどのAIエージェントを自分のパソコンで使う人が、危ないコマンドや、Webページなどに隠された指示、認証情報の漏えいから守るために、ノートンかESETを使っていれば、いまのソフトにあるAIエージェント向けの機能が使えるかを確かめてオンにする。ノートンは、ノートン デバイスセキュリティ アプリのノートン AIエージェント保護で、WindowsとMacで使える。Windowsでは、使っているAIエージェントごとに「Action Shieldを追加」を選ぶ。ESETは、ESET HOME セキュリティ V20のESET AIエージェントセキュリティで、エッセンシャル・プレミアム・アルティメットのすべてで、WindowsとmacOSに対応する。ESETを使っている人は、V20になっているかを確かめる

※本記事にはプロモーションが含まれます。

Claude CodeやCursorなどのAIエージェントを自分のパソコンで使っていると、エージェントが危ないコマンドを動かしたり、Webページに隠された指示に乗っ取られたりしないかが心配になります。ノートンかESETを使っている人は、いまのソフトにあるAIエージェント向けの機能が使えるかを確かめ、オンにしておきます。

10月29日11時27分時点の、ノートンの日本語のサポートページと、キヤノンのESET HOME セキュリティのページ、キヤノンマーケティングジャパンのニュースリリースの内容です。

目次

結論:2つの機能の要点

項目 内容
ノートン ノートン AIエージェント保護。ノートン デバイスセキュリティ アプリの機能で、WindowsとMacで使える
対応ツール ノートンが名前を出しているのは、Claude Code、Cursor、OpenClaw、Visual Studio Code
ESET ESET AIエージェントセキュリティ。ESET HOME セキュリティのV20の機能で、2026年10月28日に提供開始
ESETの製品 エッセンシャル、プレミアム、アルティメットのすべて。WindowsとmacOSに対応
いまやること 使っているソフトで機能が使えるかを確かめ、オンにする

AIエージェントを使うときの危なさ

AIエージェントは、質問に答えるだけでなく、コマンドを動かしたり、ソフトウェアを入れたり、ファイルを書き換えたりします。ノートンのサポートページでは、次のような危なさを自動で止める対象にあげています。

  • 悪質なリンク:マルウェアのダウンロード、フィッシングのページ、詐欺のサイトにつながるリンク
  • 壊すコマンド:大事なファイルやデータを消すおそれのあるコマンド
  • プロンプトインジェクション:ファイルやWebサイト、チャットに隠した指示で、エージェントにユーザーの指示を無視させたり、データを漏らさせたりするもの
  • 認証情報の漏えい:パスワードやAPIキー、アクセストークンが、エージェントの作ったコードなどにまぎれて外に出ること
  • サプライチェーン攻撃:本物に似せた名前の偽のパッケージや、書き換えられたパッケージを入れてしまうこと
  • 危ないプラグインやツール:必要以上の権限を求めたり、悪い動きを仕込んだりしたもの

ノートン AIエージェント保護でできること

ノートン AIエージェント保護は、AIエージェントとパソコンのあいだに入って、エージェントの動きをその場で確かめる機能です。ノートン デバイスセキュリティ アプリの中にあり、WindowsとMacで使えます。

Windowsでは、Action Shieldという機能が、エージェントがコマンドを動かす、ファイルを書き換える、リンクを開くといった動きの前に確かめます。Action Shieldは、対応するAIエージェントごとに足します。

エージェントの動きには、次の3つの判定がつきます。

  • 許可:危ないものが見つからず、そのまま進む
  • 確認:あやしい点があり、止まって、ユーザーが許可するか断るかを選ぶ
  • 拒否:危ないとわかったもので、自動で止まる

Windowsの設定では、次の項目を選べます。

  • 保護レベル:選択的(確実に危ないものだけ止める)、中レベル(ほとんどの人にすすめられている)、高レベル(いちばん厳しく、止まる回数が増えることがある)
  • Web monitoring:エージェントがあやしいサイトやリンク、ファイルを使うのを見張る。MCPサーバーのスキャンや、AIチャットの中の危ないリンクの通知も設定できる
  • Safe Zone:エージェントが使えるファイルを、指定したものや必要なものだけにする。フォルダーごとに、許可・制限・遮断のルールを足せる
  • そのほかのオン・オフ:エージェントが開くリンクの確認、コンテンツに隠された指示の検出、危ない動きを止めたときの通知

コマンドやソースコード、ファイルの中身は、パソコンの中で調べます。リンクの評価やパッケージの確認などは、ノートンのサービスや、パッケージの公開の登録先(npmjs.org、pypi.org)に問い合わせます。インターネットにつながらないときも、パソコンの中のルールだけで守り続けます。

Windowsで使い始める

  1. ノートン デバイスセキュリティ アプリを開く
  2. 左の欄で「セキュリティ」を選ぶ
  3. 「AI エージェントからの保護」を選ぶ
  4. 「お使いのAIツール」タブで、使っているAIエージェントの横の「Action Shieldを追加」を選ぶ
  5. 「設定」タブで、保護レベルやSafe Zoneを選ぶ

Macで使い始める

  1. ノートン デバイスセキュリティ アプリを開く
  2. 左の欄で「セキュリティ」を選ぶ
  3. 「アンチウイルス」の「開く」を選ぶ
  4. 「リアルタイム保護」タブの「AI エージェント保護」まで下に進む
  5. 使っているツールの横の「Add Protection」を選び、画面の案内にしたがう

ESET AIエージェントセキュリティでできること

ESET AIエージェントセキュリティは、指示に合わせて自分で動くAIエージェントを使うときに、不正なファイルやプログラムを見つけ、動いてしまうおそれを減らす機能です。ESET HOME セキュリティのV20に入り、2026年10月28日に提供が始まりました。エッセンシャル、プレミアム、アルティメットのすべてで、WindowsとmacOSに対応しています。

V20には、AIを使うときのための機能がほかに2つあります。

  • AI行動監視:AIエージェントの動きを見張り続け、あやしい動きや悪い動きを見つけて止める。エッセンシャル、プレミアム、アルティメットのすべてで、WindowsとmacOSに対応
  • AI会話セキュリティ:生成AIの答えにふくまれるリンクやコードを自動で確かめ、危ないものがあると知らせる。プレミアムとアルティメットの機能で、いまはWindowsのブラウザーでChatGPTを使うときだけ対応

ESETを使っている人は、新しいバージョンになっているかを確かめます。キヤノンのバージョンアップのページでは、Windows向けの最新は20.0(2026年10月28日公開)、Mac向けのESET Cyber Securityの最新はv10.0(2026年9月24日公開)です。

  • Windows:画面右下の通知領域にあるESETのアイコンから基本画面を開き、「ヘルプとサポート」の「アプリケーションバージョン」か「製品のバージョン」を見る
  • Mac:メニューバーのESETのアイコンから「ESET Cyber Security を表示」を選び、「ヘルプとサポート」の「アプリケーションバージョン」か「製品のバージョン」を見る
  • 古いときは、キヤノンのバージョンアップのページで、使っている製品とOSの手順を開いて更新する。有効期限内なら無料で更新できる

AIエージェントセキュリティの機能と、使える製品は、キヤノンのAIエージェントセキュリティのページで確かめられます。

ノートンとESETの違い

  • 対応OS:どちらもWindowsとMac
  • 対応するAIエージェント:ノートンはClaude Code、Cursor、OpenClaw、Visual Studio Codeと名前を出していて、対応を広げているとしています。ESETは、キヤノンのページでは対応するツールの名前を出していません。
  • 止め方:ノートンは、動きの前に許可・確認・拒否を決め、保護レベルやSafe Zoneを選べます。ESETは、AIエージェントセキュリティで不正なファイルやプログラムを見つけ、AI行動監視で動いている最中のあやしい動きを止めます。
  • 製品:ESETは、AIエージェントセキュリティとAI行動監視が、ESET HOME セキュリティの3つのモデルすべてに入っています。

これからセキュリティソフトを選ぶ人へ

セキュリティソフトを入れていない人や、乗りかえを考えている人は、有料ソフトの2年目からの更新料・守れる台数の違いを、セキュリティソフトの比較(ノートン・ESET・ZERO・ウイルスバスター)で確かめられます。

公式サイト:ノートン 360、PCもMacもスマホもこれ一本!/巧妙な詐欺も、ESETなら見抜く 軽くて強い、家族を守るセキュリティ

よくある質問

Claude CodeやCursor以外のAIエージェントも守れますか?

ノートンは、Action Shieldが使えるツールとしてClaude Code、Cursor、OpenClaw、Visual Studio Codeをあげ、対応を広げているとしています。

ESETのどの製品にAIエージェントセキュリティが入っていますか?

ESET HOME セキュリティのエッセンシャル、プレミアム、アルティメットのすべてに入っています。WindowsとmacOSで使えます。

ノートンは、コードやファイルの中身を外に送りますか?

コマンドやソースコード、ファイルの中身、ファイルのパスは、パソコンの中で調べます。外に問い合わせるのは、リンクの評価やパッケージの確認などです。

インターネットにつながっていなくても動きますか?

ノートンは、一部が動きます。危ないコマンドや認証情報の漏えいなどを見つけるルールは、インターネットにつながっていなくても動きます。リンクの評価とパッケージの確認には、インターネットの接続が必要です。

出典

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この記事を書いた人

社内エンジニアとして、SREとセキュリティの仕事をしています。サーバーの構築や運用、クラウド環境の設計にも関わってきました。趣味はゲームと漫画・アニメ。

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