セキュリティソフトはどれを選ぶ?ノートン・ESET・ZERO・ウイルスバスターを更新料と台数で比較【2026年10月】

セキュリティソフトは、更新料と台数で選ぶ。ノートン・ESET・ZERO・ウイルスバスターの比べ方。スマホやMacも台数に入れて数える。VPNとパスワード管理込みなら、全プランに付くノートン 360。更新料を払いたくないならZEROだが、入れた端末から別の端末へは移せない。毎年同じ金額で続けたいならESETで、更新も新しく買うときと同じ金額。パソコンとスマホをまとめて守るならウイルスバスターで、無料体験にクレジットカードの登録は要らない。Windowsのパソコンだけで、VPNや子どもの見守りなどの追加の機能が要らなければ、Microsoft Defender。パソコンの買い替えや、ソフトの期限が近い人へ

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パソコンを買い替えたときや、今のセキュリティソフトの期限が近づいたとき、「どれを選べばいいのか」「Windowsに入っているMicrosoft Defenderだけで足りるのか」で迷う人は多いはずです。1年目の値段だけでなく、2年目からの更新料と守れる台数まで見ると、ノートン 360・ESET・ZERO・ウイルスバスターの違いがはっきりします。

目次

結論:2年目からの料金と、守りたい台数で選ぶ

  • Windowsのパソコン1台だけなら、最初から入っているMicrosoft Defenderでも基本の守りは動いています。
  • 家族のパソコンとスマホをまとめて守るなら、台数の多い契約があるノートン 360やウイルスバスターが選びやすいです。
  • 毎年同じ金額で続けたいならESET。更新料は新しく買うときと同じ金額です。
  • 更新料を払いたくないならZERO。そのかわり、入れた端末から別の端末へは移せません。
  • 料金は2026年10月28日14時49分時点で、各社の公式ページに出ている金額(税込)です。

Defenderで足りる人・足りない人

Windowsには「Windows セキュリティ」アプリが組み込まれていて、Microsoft Defender ウイルス対策やWindows ファイアウォール、スマート アプリ コントロールといった守りの機能が入っています(Microsoft公式サポート)。第三者機関のAV-TESTが2026年7〜8月に行ったWindows 11向けのテスト(2026年8月の結果)でも、Microsoft Defenderは防御力6点、動作の軽さ5.5点、使いやすさ6点(各6点満点)でした。

Defenderで足りやすい人

  • 守りたいのがWindowsのパソコン1台だけ
  • Windows Updateを止めずに、いつも最新にしている
  • VPNや子どもの見守りなどの機能は使わない

有料ソフトを考えたい人

  • MacやiPhone、Androidスマホも同じ契約でまとめて守りたい
  • 子どものパソコンやスマホに、見られるサイトや使えるアプリの制限をかけたい
  • カフェやホテルのフリーWi-Fiをよく使うので、VPNがほしい
  • パスワードの管理も一つのアプリに任せたい

比べる前に見ておきたい3つのポイント

1. 1年目と2年目からの料金

期限のある製品は、2年目から更新料がかかります。ノートンは自動で更新され、公式ページでは「更新料金は初回料金よりも高くなる場合がある」と案内されています。ESETは更新の金額が新しく買うときと同じで、自動延長を選ぶと少し安くなります。

2. 台数の数え方

ノートン 360は、Windows・Mac・タブレット・スマホを合わせた台数で数えます。ウイルスバスターは「1台にOSがひとつの場合」の台数です。ZEROの複数台用は、同じ世帯(または同じ法人)で使う場合に限られます。家族のパソコンとスマホを数えてから、足りる台数の契約を選びましょう。

3. 期限ありか、期限なしで端末固定か

ノートン・ESET・ウイルスバスターは1年や3年の期限がある契約です。ZEROは期限がなく更新料もかかりませんが、入れた1台を守り続けるしくみで、使った枠を別の端末へ移すことはできません(ソースネクスト公式)。パソコンを買い替えたら、新しいパソコンの分を買い直すことになります。

4製品の料金と台数

2026年10月28日14時49分時点で、各社の公式ページに出ている金額(税込)です。

製品 2年目からの料金
ノートン 360 自動更新。初回より高くなる場合がある(金額は更新前にメールで届く)
ESET 新規と同じ金額。自動延長なら1割安い
ZERO 0円(期限なし)。端末固定で、別の端末へ移せない
ウイルスバスター 自動更新ありなら通常価格は毎年同じ
Microsoft Defender Windowsに含まれる

1年目の金額(税込)は次のとおりです。ノートンは公式の製品一覧ページに出ている最初の1年間の金額、ESETは希望小売価格、ZEROは初回の購入費用、ウイルスバスターは通常価格です。

  • ノートン 360(最初の1年間):スタンダード1台 5,280円、スタンダード2台 5,480円、デラックス3台 8,180円、プレミアム5台 8,480円
  • ESET エッセンシャル:1台 4,750円、3台 6,050円、5台 7,350円(自動延長の更新は4,275円、5,445円、6,615円)
  • ESET プレミアム:1台 5,940円、3台 7,240円、5台 8,540円(自動延長の更新は5,346円、6,516円、7,686円)
  • ZERO ウイルスセキュリティ:1台 2,970円、3台 5,480円(更新料0円)
  • ZERO スーパーセキュリティ:1台 4,950円、3台 9,900円(更新料0円)
  • ウイルスバスター クラウド(3台):7,480円(自動更新ありの1年契約は6,490円)
  • ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード(6台):8,470円(自動更新ありの1年契約は7,480円)

ノートンの金額は、ノートン公式の製品一覧ページ(jp.norton.com/products)に「最初の 1 年間(税込)」として出ていたもので、変わることがあります。2年目からは自動更新で、更新料金は初回より高くなる場合があります。製品ごとのページでは金額が違うことがあるため、申し込むときは画面の金額をもう一度見てください。ノートン 360 プレミアムには10台の契約もあります。

ウイルスバスターの「自動更新あり」の金額は、トレンドマイクロの公式ストアに出ていた通常価格です。自動更新ありの1年契約は、通常価格では1年目も2年目からも同じ金額です(期間限定の割引中は、1年目がこれより安く出ることがあります)。

製品ごとの特徴

ノートン 360

  • 対応OS:Windows 11/10など、macOS 10.13以降、Android 10以降、iOS
  • 全プランにVPNとパスワード マネージャーが付きます。デラックスとプレミアムには保護者機能(ノートン ファミリー)も付きますが、Macでは使えません。
  • Windows向けのクラウドバックアップが付きます(Macでは使えません)。
  • 30日間の無料体験があります。ただし、登録時に支払い方法の指定が必要で、キャンセルしないと体験期間の終わりに請求されます。
  • 年間の契約は、初回購入から60日以内なら全額返金を受けられます。更新料は更新日の35日前までに請求され、その前に金額がメールで届きます。

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ESET HOME セキュリティ

  • 対応OS:Windows 11/10、macOS 13以降、Android 10以降。iPhone向けのセキュリティアプリ(ESET Mobile Security for iOS)はApp Storeの承認後に公開予定と案内されています。プレミアムのVPNと、管理ツールのESET HOMEはiPhoneでも使えます。
  • エッセンシャルとプレミアムには、どちらも保護者機能(ペアレンタルコントロール)が付きます(Windows・Mac)。
  • VPNはプレミアムに付き、買った台数にかかわらず3台まで使えます。
  • 30日間の無料体験があります(ほかのセキュリティソフトは先に削除が必要です)。
  • 更新は新しく買うときと同じ金額で、1年の自動延長を選ぶと少し安くなります。

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ZERO ウイルスセキュリティ/スーパーセキュリティ

  • 対応OS:Windows 11/10、macOS 11以降、Android、iOS。Windows 10はマイクロソフトのサポート終了後もZEROのサポートが続くと案内されています。
  • 期限がなく、更新料は0円です。そのかわり、端末固定で、入れた1台から別の端末へは移せません。
  • スーパーセキュリティには、VPN(Windowsでは1日200MBまで)と、ペアレンタル・コントロールが付きます。ARMプロセッサのWindowsでは、VPNとペアレンタル機能は使えません。
  • 買ってから30日以内なら返金を受けられます(ユーザー登録が必要です)。ウイルスセキュリティには無料体験もあります。
  • 公式ページ:ZERO ウイルスセキュリティ/ZERO スーパーセキュリティ

購入はこちらから:ソースネクスト公式サイト

ウイルスバスター

  • 対応OS:Windows、Mac、Android、iOS・iPadOS、Chromebook。ウイルス対策の機能はWindows・Mac・Androidで使えます。
  • 保護者による使用制限は、Chromebook以外で使えます。
  • トータルセキュリティ スタンダードは6台まで守れて、VPN(Android・iOS・iPadOS)とパスワード管理(契約者1名)が付きます。
  • 30日間の無料体験があり、クレジットカードの登録は要りません。体験期間が終わっても、自動で有料に切り替わることはありません。
  • 公式ページ:ウイルスバスター クラウド(トレンドマイクロ)

VPNと保護者機能の違い

製品 VPN・保護者機能
ノートン 360 VPNは全プラン。保護者機能はデラックスとプレミアム(Macは不可)
ESET VPNはプレミアム(3台まで)。保護者機能はエッセンシャルとプレミアム(Windows・Mac)
ZERO どちらもスーパーセキュリティに付く(VPNはWindowsで1日200MBまで)
ウイルスバスター VPNはトータルセキュリティ(Android・iOS・iPadOS)。保護者機能は全製品(Chromebookは不可)

パスワード管理は、ノートン 360の全プランと、ウイルスバスター トータルセキュリティ(契約者1名)に付きます。ESETのPassword Managerは提供終了の予定と案内されています。

第三者テストの結果

ドイツの第三者機関AV-TESTが2026年7〜8月に行ったテスト(Windows 11、2026年8月の結果)では、次の結果でした。点数は防御力・軽さ・使いやすさの順で、それぞれ6点満点です。

テストされた製品 防御力・軽さ・使いやすさ
Norton 360 6・6・6
ESET Security Ultimate 6・6・6
Microsoft Defender 6・5.5・6
K7 Total Security 6・6・6
Bitdefender Total Security 6・6・6
  • ESETでテストされたのは「ESET Security Ultimate」という上位の製品です。
  • K7 Total SecurityとBitdefender Total Securityは、ZEROではなく、ZEROのエンジンを作っている会社の製品です。ソースネクストは、ZERO ウイルスセキュリティにK7製のエンジン、ZERO スーパーセキュリティにBitdefender製のエンジンを使っていると案内しています。
  • ウイルスバスターは、このテストの一覧にはありませんでした。

結果はAV-TESTの2026年8月のWindows 11向けテストのページで見られます。オーストリアの第三者機関AV-Comparativesも、動作の軽さや防御力のテスト結果を公式サイトに出しています。

使い方別の選び方

  • Windowsのパソコン1台だけで、追加の機能は要らない:まずはMicrosoft Defender
  • パソコン1台を長く使い、更新料を払いたくない:ZERO ウイルスセキュリティ
  • 毎年同じ金額で、軽さも気にしたい:ESET エッセンシャル(VPNもほしいならプレミアム)
  • 家族のパソコン・Mac・スマホを3〜5台まとめて守りたい:ノートン 360 デラックス/プレミアム、またはESET プレミアム(5台)
  • パソコンとスマホを6台まとめて守りたい:ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード(ウイルスバスターの無料体験はカード登録が要りません)
  • 子どものパソコンに見守りをかけたい:保護者機能の付いた製品(上の表を見てください)

ほかの選択肢として、カスペルスキー プレミアムにはVPNと子ども向けの見守り機能(カスペルスキー セーフキッズ)が付き、30日間の返金保証があります。マカフィー トータルプロテクションにはVPNとパスワード マネージャーが付き、こちらも30日間の返金保証があります。

申し込む前のチェックリスト

  • 守りたい端末(パソコン・Mac・スマホ・タブレット)を全部数えた
  • 2年目からの料金と、自動更新があるかを確かめた
  • 自動更新を止める方法と、更新の通知がいつ来るかを確かめた
  • 無料体験に支払い方法の登録が要るかを確かめた
  • 今入っているセキュリティソフトをどうするか決めた(同じ種類のソフトとの併用ができない製品があります)
  • ZEROを選ぶ場合、別の端末へ移せないことを分かっている

入れた後に困ったら

よくある質問

今のソフトを入れたまま、別のソフトを入れられる?

ESETは、他社製のウイルス対策ソフトなどとの併用はサポートの対象外と案内しています。ZEROも、同じ種類の製品との併用はできません。乗り換えるときは、今のソフトの削除のしかたを先に確かめておきましょう。

更新料がいちばん安いのは?

更新料がかからないのはZEROです。ただし端末固定のため、パソコンを買い替えると買い直しになります。期限のある製品では、ESETは更新も新しく買うときと同じ金額で、ノートンは更新前にメールで金額が届きます。

スマホも守ったほうがいい?

スマホも同じ契約で守りたいなら、スマホを台数に入れて選びましょう。ノートン 360とウイルスバスターは、パソコンとスマホを合わせた台数で守れます。ESETはAndroidに対応していて、iPhone向けのセキュリティアプリは公開予定と案内されています(プレミアムのVPNはiPhoneでも使えます)。

無料体験のあとに請求される?

ノートンは登録時に支払い方法の指定が必要で、キャンセルしないと体験期間の終わりに請求されます。ウイルスバスターはカード登録が要らず、自動で有料にはなりません。

参考(一次情報)

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この記事を書いた人

社内エンジニアとして、SREとセキュリティの仕事をしています。サーバーの構築や運用、クラウド環境の設計にも関わってきました。趣味はゲームと漫画・アニメ。

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