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「あなたの個人情報が漏えいしました」というお知らせが届いたら、まず何が漏れたのかを確かめ、漏れた情報ごとに決まった対処をします。パスワードが漏れたら変え、カードが漏れたらカード会社に連絡し、メールアドレスや電話番号が漏れたら、突然届くメールやSMSのリンクを開かないようにします。
2026年11月3日8時56分(日本時間)時点で、情報処理推進機構(IPA)が10月26日と11月2日に出した案内をもとにしています。
目次
結論:漏えいのお知らせが届いたらやることの要点
| 漏れた情報 |
やること |
| 最初に |
お知らせやサービスの公式サイトで、何が漏れたかを確かめる |
| IDとパスワード |
そのサービスのパスワードをすぐ変える。同じパスワードを使っているほかのサービスも変える |
| クレジットカード |
カード会社に連絡し、不正な利用がないか、止めるか作り直すかを相談する。しばらく明細を見る |
| メールアドレス・電話番号・住所・氏名 |
突然届くメールやSMSのリンクを開かない。不審な郵便物や着払いを受け取らない |
| 運転免許証などの画像 |
信用情報機関に本人申告をして、なりすましの契約を防ぐ |
| 相談先 |
IPAの「情報セキュリティ安心相談窓口」が、漏えいの相談を強化して受け付けている |
まず確かめること:何が漏れたか
IPAの案内では、漏えいの対象になったら、まず落ち着いて、自分のどの情報が漏れたのかを確かめるよう呼びかけています。確かめるには、次の3つの方法があります。
- サービスの会社から届いた連絡を読む
- サービスの会社の公式サイトの案内を見る
- サービスの会社のサポート窓口に問い合わせる
お知らせのメールに書かれたリンクから開くのではなく、ふだん使っている公式サイトやアプリを自分で開いて確かめると、偽のお知らせにだまされにくくなります。漏れた情報がわかったら、次の対処を1つずつ進めます。
IDとパスワードが漏れたとき
IDとパスワードが漏れると、自分のアカウントに不正にログインされるおそれがあります。通販サイトで勝手に買い物をされたり、ネットバンキングでお金を送られたり、SNSで身に覚えのない投稿をされたりすることがあります。
- 漏れたサービスのパスワードを、すぐに変える
- 新しいパスワードは、長く複雑なものにする
- 同じパスワードをほかのサービスでも使っていたら、そのサービスのパスワードも変える
パスワードが「暗号化されていた」と書かれていても、同じパスワードを使い回していれば、ほかのサービスも変えておくと安心です。
クレジットカードの情報が漏れたとき
カードの情報が漏れると、勝手に支払いに使われるおそれがあります。
- カード会社に連絡し、不正な利用がないか、カードを止めるか作り直すかを相談する
- しばらくのあいだ、カードの明細に身に覚えのない支払いがないかを、ときどき見る
カード会社の連絡先は、カードの裏面や、カード会社の公式サイトで確かめます。
メールアドレス・電話番号・住所・氏名が漏れたとき
メールアドレスや電話番号、住所、氏名が漏れると、一覧にされて売られ、詐欺に使われるおそれがあります。偽のメールやSMS、詐欺の電話、不審な郵便物が届くことがあり、偽のメールに自分の本当の氏名が書かれていることもあります。
- 突然届くメールやSMSは、詐欺だと考えて無視し、消す
- メールの中のリンクを開かない
- メールのURLから開いたサイトで、情報を入力したり、アプリを入れたりしない
- 画像として埋め込まれたリンクにも気をつける
- 不審な郵便物に気をつけ、身に覚えのない着払いは受け取らない
メールが本物か確かめたいときは、検索やブックマークで正しいサイトを開き、そこから問い合わせます。
偽のサイトや詐欺のメールを開いてしまったときの備えとして、偽のサイトに気づいて止めてくれるセキュリティソフトを入れておく方法もあります。セキュリティソフトは、漏えいそのものを防ぐものではありません。2年目からの更新料や守れる台数の違いは、セキュリティソフトの比較(ノートン・ESET・ZERO・ウイルスバスター)で確かめられます。
公式サイト:ノートン 360、PCもMacもスマホもこれ一本!
/巧妙な詐欺も、ESETなら見抜く 軽くて強い、家族を守るセキュリティ
運転免許証などの画像が漏れたとき
運転免許証などの本人確認の書類の画像が漏れると、なりすましでクレジットカードやローンの契約に使われるおそれがあります。
IPAは、信用情報機関に本人申告(漏えいの事実の登録)をすると、身に覚えのない契約を防ぐのに役立つとして、次の機関への相談を考えるよう呼びかけています。
- 日本信用情報機構(JICC)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
ふだんからしておくこと
IPAは、漏えいの対象かどうかにかかわらず、次の対策をふだんから心がけるよう呼びかけています。
- パスワードは長く複雑にして、使い回さない
- 多要素認証やパスキーを使えるサービスでは、設定する
- 突然届くメールやSMSは無視し、リンクを開かない
- サービスに登録する情報は、必要なものだけにする
- 使わなくなったアカウントは消す
アカウントを消したときに、サービス側の情報も消えるかどうかは、そのサービスの利用規約やプライバシーポリシーで確かめます。
困ったときの相談先:IPAの窓口が受付を強化
IPAは2026年11月2日、不正アクセスによる個人情報の漏えいが相次いでいることを受けて、「情報セキュリティ安心相談窓口」を強化し、自分の情報が漏れて不安に感じている人からの相談を受け付けると発表しました。
| 項目 |
内容 |
| 窓口 |
情報セキュリティ安心相談窓口(IPA) |
| 対象 |
全国の個人の利用者 |
| 相談の方法 |
電話またはメール。連絡先はIPAの窓口のページに載っている |
| 電話の受付時間 |
平日10時〜17時 |
| 相談できること |
ウイルスや不正アクセス、情報漏えいの被害への不安、フィッシング詐欺などのネット詐欺 |
窓口では、二次被害を防ぐためにすることや、ふだんの対策について助言します。IPAは、消費生活センターなどほかの相談窓口とも連携を強めるとしています。
首相官邸のサイトにも、「個人情報流出の被害に遭われた方・ご心配のある方」向けに、困りごと別の相談先の一覧が載っています。
よくある質問
お知らせのメールそのものが偽物のことはありますか?
あります。漏えいの件をきっかけにした偽のメールやSMSが届くこともあります。お知らせのリンクは開かず、サービスの公式サイトやアプリを自分で開いて、同じお知らせが出ているかを確かめます。
パスワードが漏れていなければ、何もしなくていいですか?
メールアドレスや電話番号、住所、氏名が漏れていれば、詐欺のメールやSMS、電話が届くおそれがあります。突然届く連絡のリンクを開かないようにします。
セキュリティソフトを入れれば漏えいを防げますか?
防げません。漏えいは、サービスの会社のシステムから情報が持ち出されることで起きます。セキュリティソフトは、偽のサイトや詐欺のメールを開いたときの備えになります。
どこに相談すればいいかわかりません
漏えいの不安やネット詐欺の相談は、IPAの「情報セキュリティ安心相談窓口」で受け付けています。困りごと別の相談先は、首相官邸のサイトの一覧でも確かめられます。
出典
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